30代が東京で地域課題に向き合います

自分の活動と同様の活動されている方の情報を取り上げます。時に雑記も。

町田市の子供が遊べそうなイベントをまとめています

父親向けイベントの作り方(1、仮説定義)

私の最初の活動として「父親向けのイベント」を作ることになりましたが、イベントを作ることのみ決まっていて、それ以外は全く決まっていませんでしたので、いろいろと情報収集を行いました。

 

現状把握

まず、現状把握。

簡単に言うと、マーケティングの3Cに基づき、必要な情報を集めてきました。

 

1,Competitor(競合)

 →ここでは、下記の2点を調べました。

  • 近隣で父親を対象としたイベントが行われているのか
  • (実施されている場合)どのような内容なのか

【調査結果】

 ⇒近所の保育園や市の生涯学習センターで実施しているが、内容は子供と遊ぶことや父親学級(子供の入浴方法等)だった。対象者は、生まれる前~未就学児の父親。

 

2,Customer(顧客)

 →ここでは、下記の2点を調べました。

  • 対象地域に父親がどのくらいいるのか
  • 父親が求めるもの(ニーズ、課題)は何か

【調査結果】

 ⇒国勢調査等の情報を踏まえ0~6歳の子供を持つ世帯を調べたところ、対象地域には該当する家庭が凡そ2,000世帯あることが予想された。

  該当する父親がどのようなニーズを持っているか不明。

 

3,Company(自社…ここではイベントを実施する施設)

  • 父親の施設利用状況、イベント参加状況はどうか

【調査結果】

 ⇒イベントを企画しても、母子での来館が多い。

  休日は、父子利用も見受けられる。

 

仮説

上記の情報から実施したいイベントの仮説を立ててみました。

 

仮説:イベントに「来れない」父親を呼び込む

 施設の来館状況から少数ながらも来館があること、現在企画されているイベントの多くが平日の日中だったため、父親の活動時間帯に合わせられれば、多少の参加者が募れる可能性があると踏みました。

 そもそも、地域内に対象が2,000世帯あり、全員呼ぶ訳ではないので大多数が興味を持つイベントを作る必要はないと考えていました。その分、イベント内容に制約が少なくできました。

(割合でいえば、同一地域内で0.1%程度の関心に引っかかれば良いわけです。)

 

仮説:父親向けイベントは行われていない

 少なくとも近隣で行われている父親向けイベントは、絶対に父親が参加しないと成立しないものではありませんでした。これは、広く参加を呼びかけるが故のことだと思います。

 それを逆手にとって、父親がやりたいこと、父親がいないと成立しないことを内容に盛り込んだイベントを作ることにしました。

 

以上のようなことを漠然と考えて、1回目の企画へ進んでいきます。

 

私がボランティア活動を出来ない理由

前回記事に書きましたが、私は一番上の町田市ボランティアセンターにて個人ボランティア登録を行っています。しかし、登録したのは活動開始から2年後の2015年5月です。その理由は以下の通りです。

 

1、活動先を自ら見つけたこと

自己紹介(活動の背景)でも記載しましたが、私は自分の子育てを切り口にして、活動機会を得ました。そのため、前回記事の各ボランティア受け入れ先を経由せずに活動を開始しています。


2、活動内容が合わないこと

私見ですが、ボランティア関連のポータルサイトや各種団体での募集は、今まさに困っていること(ニーズ)を記載しています。そのため、乳幼児・児童・障碍者・高齢者に関する依頼かつ人手を要する内容が大半を占めています。

どれも重要な内容ですが、私はボランティアの4原則でいう、「創造性・先駆性」の観点から、地域活性や課題解決に向けた活動をしたいと思っていたため、活動までには至りませんでした。

 

3、活動時間が合わないこと

仕事と両立して活動しようとすると、最大の障壁が活動時間です。依頼されている内容の大半が平日の日中が多く、定期的に活動することは困難です。

 

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以上が、私がボランティア活動が出来ない理由です。

現状のニーズを解決するためと言うよりは、今、課題となっている(なりつつある)ものや手をつけられていないことを具体化し、解決したいと思っています。

 

ここからは私見ですが、地域で活動している団体(行政機関含む)は、様々な事情から新しい企画や活動を行いたくても行えない事情を抱えていることが多いです。

私と同世代の方で、ご自身のスキル・キャリアを発揮したい方は、発揮したい場所へ自ら足を運んでみると、意外に機会を得られるかもしれません。

 

そんなに難しいものではありません。私が出来たくらいですから。

町田市でボランティア活動する際の入り口

町田市でボランティア活動する場合に参考となる情報は以下の通りです。

※他にも各団体・施設で募集をしているところはありますが、ポータルサイトとして機能している場所を挙げています。

 

町田ボランティアセンター

 町田市社会福祉協議会にて設置しているセンターです。個人で活動したい場合は、自分が行える活動内容・日時・条件等を登録し、依頼を待つことが出来ます。

また、ボランティア募集も行っておりますので、掲載内容から活動を選択することが可能です。

 

町田市生涯学習ボランティアバンク

町田市が行っている制度です。 自身の知識や技術、経験を地域社会に役立てたいと考えている市民がボランティアとして登録できます。

 

町田市学校支援センター

学校支援ボランティアとして、学校の教育活動について地域の教育力を生かすため、保護者、地域の方々、学生、団体、企業等がボランティアとして学校をサポートする活動

です。

 

町田国際交流センター

 こちらは「ボランティア会員」として、有償での登録になります。目的別に設置された7つの部会のいずれかに所属し、各部会ごとに活発に活動しています。

 

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 私は縁があって、一番上の町田市ボランティアセンターにて個人ボランティア登録を行っています。但し、積極的な活動は行っていません。

 その理由は、また改めて。

 

 

自己紹介(活動の背景)

自己紹介の代わりに自分が活動を始めたきっかけを書いていきます。

 

 妻の分娩先が町田市に決まったこと、私の出身地であり両親が住む相模原市が近いことから、2012年7月に町田市へ転居してきました。

 

子供の誕生後、育児の情報を求めるため近所の行政施設に寄った際に、子どもセンターでのイベントを知り、家族で参加しました。その際、同センターの職員の方との雑談を通じ、「父親向けのイベントが無いこと」「施設利用を促したいこと」を聞き、イベントの企画検討・立案を実施したことが始まりです。

 

ここから「子育て」を切り口にして、地域へ積極的に足を踏み込むことになります。